よくわからないSNS
SNS。ソーシャル・ネットワーク・サービスの略でしたっけ?そこに入っている知人の紹介がないと入れないコミュニティサービス(掲示板サービスみたいなもの)です。
トラックバック先のblogは知人の知人が運営しているモノで、けっこう面白いのでときどき発言していたりもするのです。で、そこでmixiの話が出ていたので、興味を持っていろいろ調べているうちに、知人が「俺アカウント持ってるよ」てな話をしていたので招待してもらいました。でも、まともにやったのはその知人へのコメントを書いただけ。
自分自身あんまりこのサービスにしっくり行くところがありません。
で、トラックバック先の発言
一部のSNSでは「参加者が匿名だったり実名だったり」で統一されていないのも、なんか不自然な気がします。
というところですが、私自身も本名をまともに登録していません。これはそこに参加しているメンバーが見えないというのが一つ。もう一つは、クローズドなコミュニティほど情報が稀少化するから、漏れたときの価値が上がっちゃう、というのが一つ。後者の場合、運営側を信用していなかったりするんですね。
こういうサービスの場合、出会う相手を信用できるかどうか、ということがあって、知人の知人であればまあ信用できる、という確証は薄いながらもあると思うのですよ。問題は、このサービスを運営している人間を信用できるかどうか、ということ。こればっかりは長い期間トラブルなく運営した実績でもないと信用できないのかなと思ったりして。
でも、こういう状態を危惧して情報を公開しないと、偶然別の知人経由で入った人同士はオフラインで連絡取りあわないとここで再会できない。これじゃあせっかくのコミュニティサービスも台無しだと思います。その辺うまくいけばいいのだけど。
ところで、今や、住所氏名電話番号くらいじゃ個人情報じゃないと言われかねない時代です。でも、その人の趣味嗜好が加わっていると同じような情報でも、かなり貴重な情報になり得るんですよね。実際、小さい社会の場合、たとえばマイナーなテレビ番組のファンで、マイナーな趣味があって、なぜか休みの日が一致している(これは公開している日記から割り出す)、なんてことを調べるだけで、ある人とある人の公になっていない関係が割り出せたりしちゃう。同トラックバック先には「仕事上の知人とプライベートの知人を分けにくい」というのがありますが、実際、仕事上の知人には、自分と同居している他人の話すらしない人もありえるわけで、この友達と友達を簡単に結びつけることが行われて良いのかどうかもわからない。結局、どうでもいい人(東風荘仲間とかね)だけ紹介して浅いつきあいですませる、というのが一番良いのかもしれません。自分の場合、もうそうはいかない状態だけど。
ともかく、あと2年か3年前にあれば良かったのかも。ていうか、自分も匿名ネットに慣れちゃったんですかね。
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