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町の中心。

東北旅行記、なんてのが時々googleなんかで引っかかると、思わず読みふけってしまうことがある。
多くの場合、旅行記はラーメンの食べ歩きだったり、鉄道の乗りつぶしだったり、それらを含む他の目的だったりするわけで。

で、これらはやはり第一印象だからそれはそれで“いちげんさん”の印象としては大事なものだとは思う。

ただ……、

たとえば鉄道の乗りつぶしの途中で駅を出たときに、あまりの寂れぶりに驚く、といった記述があったりするのを見たとき。そりゃ東北は田舎だし、一部を除いてはストロー効果でどんどん過疎化の一方だから、その見方が正しいことも多いのだけど。

そもそも鉄道が“病気を運ぶ”とか“稲を汚す”とかいった理由で、東北本線の仙台以北については反対の地域も多かったわけで、駅があるところでもそれは町の中心部からは随分と離れたところにあることがいくつもある(そうでない理由で駅が離れていることもあるので、一概に反対運動のせいともいえないので注意)。そういったところは決して駅が町の中心ではない。たとえば八戸駅。この、東北新幹線の現終着駅も、実は支線の八戸線でいくつか行った先にある本八戸駅の周りのほうが町の中心で賑わっている、というのは知ってる人には有名な事実。昨日書いた盛岡駅だって、そもそももっとにぎやかな場所に作るつもりが反対運動にあって、町からは渡し船でしか行けない(当時)というへんぴな場所に出来てしまったわけだし。

どうしても電車中心の生活をしていると、駅が町の中心みたいに見えてきてしまうのだけど、そういったことに注意して町を見ないと、思わぬ見落としをしてしまうことがあると思う。

で、青森駅。ていうか一昨日から青森に泊まっていたのだけど。
昔は駅前に市場があったりして、そりゃもうにぎやかだったそうだ。連絡船に乗る前に宿屋に泊まったりしたから宿も繁盛したりしていたらしいが、青函連絡船もなくなり、地元の人間も東京へは飛行機で行く状態だったりして、さらに市場のあったところは駐車場とよくわからないビルになっちゃっているわけで、見た目寂れていることこの上ない。

でも、もとあった市場は結局その“よくわからないビル”の地下にちゃあんとあるし、宿屋はねぶたのためだかなんだか知らないけどそれなりにあるし、そもそも今でも青森市は北東北の中でも一番人口の多い市の一つだったりするからあなどれないのは確かなわけだ。

ま、1回来ただけじゃわからないから、何度も来た方がいいかも、東北、ってことなのかな?

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