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玉山寄席の桂花丸

手伝いで、玉山寄席に出かけた。
今回のメンバーは、月の家円鏡、じゃなかった。橘家円蔵。そして、一流斎貞水。講談が地方のホール寄席に来るのは珍しいんじゃないかな?と思うがそれほどホール寄席の専門家でもないのでよくわからない。色物はボンボンブラザース。

そして、前座っつうか開口一番が桂花丸。

岩手出身の二つ目。衣川の出身で、新作をやりたくて桂米丸の弟子入り志願をしたけど、年とって弟子を取る余裕がないということで桂歌丸の弟子になったということは一緒に行った人から聞いた。

彼が玉山寄席に来るのは少なくとも二度目だ。3年前に桂歌丸が来たときにもやっぱり開口一番だった。実は岩手で公演、となると彼けっこう呼ばれていて。大船渡の歌丸花丸親子会とか、こんどは種市でやっぱりそういう会とか、この前のいさわ寄席とか。そのうち岩手ご当地タレントとなるかもしれないがその前に真打ちにはなっていてほしい。

実は、前に来たときはちょうどこの辺、肉骨粉の話題で国産牛肉界がぴりぴりしている時だったというのに、よりによって牛肉生産県である岩手でその話題を出してみたり、来る途中新幹線で痴漢を見たと言ってみたり(たぶん都内だったら電車の中で、って言うんだろうなあ)、ちょっと危なっかしいところがあったのだけど、今回の彼はひと味違っていて。確かに新作がやりたいのだなという感じを見せていた。まあまだまだのところもあるが、今後も期待ということで。

真打ちの皆さんの芸は、安定しておりました。円蔵が「鰻の幇間」。貞水が「細川の茶碗屋敷」(井戸の茶碗)。

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