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盛岡フォーラムで「サマータイムマシンブルース」

知り合い数名の絶賛を元に、盛岡フォーラム3で「サマータイムマシンブルース」を見てきた。それにしても久しぶりの映画だ。なんかフォーラム、ミニシアター系の映画がレイトで行われなくなった感じがして、見に行きにくくなったんだよなあ。とこれは別にミニシアター系の映画ではなく、演劇を原作に踊る大捜査線の人(本広克行)が撮った映画だったりする。

以下ネタバレあるかも。

確かに面白い。冒頭、なんか細切れで意味がよくわからない部分が多く、あー、これはやっちゃったかなと一瞬思うのだが、この細切れ部分は全て回収を前提とした伏線なので、これはこれでそれなりに見ておけばそれで良い感じ。細切れなのはこの細切れ部分にこれからパズルのピースが入ってくるから。

で、このピースがどんどん入っていく。考えてみれば踊る大捜査線では場面の主題とは無関係のものを映り込ませることによって遊ぶ「リンク」という試みがふんだんに盛り込まれていたわけで、それに慣れていればこういうのを作るノウハウは蓄積されていると考えて良いのかもしれない。まあ脚本を書いた人は別なのだけど。

どこかの地方都市(後から見ると、本広氏の故郷である四国らしい)で撮った映像が非常に落ち着いている。パンフレットを見ると、四国らしからぬ雨の連続で撮影は難航したらしいのだが、夏っぽい暑い日射しの強さが見えている。

そういうところで行われている訳のわからない由来の祭り、残しておくにも微妙なキャンペーンキャラクター、よくわからないこだわり、変わらない場所、そういったものが全てタイムマシーンを介してはまり込む感じは見ていてすっきりする。口の悪い言い方をすれば「予定調和」なのだけど、それがいい。

迫力のある映像、というのとは別の意味で、映画館で見た方が面白い映画かもしれない。

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