りんごを搾る。
クリスマスですね。ということとはあまり関係なく、リンゴジュースを作りに行ってきましたよ。
今回は昔の工場見学パンフレット風に。
これが絞るりんご。いちおう、傷がついていたりとか、色づきが良くないとか、そういうことではじかれたということになっていたはずですが、正直どの辺がそうなのか一見よくわからないものも多かった。基準厳しいんだよなあ。うちで作っている素人リンゴはこの辺のレベルのものが多いような。
これの中にリンゴをいれてゴロゴロと洗う。洗う作業にはあまり関わらなかったんでよくわからないんだよな。まあとりあえずそんな感じで。
これで、リンゴをすり下ろす。入れるとどんどんすり下ろされたリンゴが出てきて楽しいんで調子に乗ってやると詰まる。ときどき止めて、機械のすみにたまったものもこそいでやらないと、かえって効率が悪いという、そういうものらしい。
さっきのすり下ろしたリンゴをゆでる。ん?ゆでる、でいいのかな?まあ温度計で温度見ながら、加熱するってことね。ある一定以上の時間かけておくのが大事、らしい。上の方にあるのはすり下ろした絞りかすにあたるもので、なんかクリーミーでおいしそうに見えるけど、実際にはすごく渋くて不味い。なんか有効利用できればいいね、なんて話は昔から出ているらしいのだけど。
ゆで終わったら、これで濾す。これ右の方にポンプがついてて、濾したやつをどんどん貯めていくのね。
貯めておくのはこのタンク。まあ貯めると言っても、すぐ瓶詰めに使われてしまうんですが。そうそう、リンゴジュースは瓶詰めするんですよ。
瓶はこうやってセットしておく。中にある金具の先からは熱湯が吹き出てまして、これで瓶を洗うとともに加熱消毒する、ことになってるみたい。
これ、瓶詰めする機械。ここに瓶をセットすると、リンゴジュースが自動的に出てくる。昔よくあった「ひねるとジュースが出てくる蛇口」そのまんま。瓶にあらかたジュースが入ったら、自動的に止まるようになってる。
瓶には王冠取り付けないとね、ということでこれがその機械。圧搾空気を使って、シュポッと栓がはまる。この辺にある機械の中では実は一番怖い機械っぽいので、いろんなところに安全装置がついているのが工夫らしい。
瓶は金網に詰めて、熱湯で煮沸。これで作業途中に入った雑菌も全て死んで、長持ちするようになるわけだ。ただ、ある程度空気が残ってなかったり、作業途中で傷を付けたりすると、この作業の途中で瓶が割れてしまう。残念。
これで、できあがり。ここに来るまでに2時間近くかかっているのかな?流れ作業なんであまり意識しないんだけど。
こうしてできたリンゴジュース。かなりうまいです。どの辺が市販のものと違うのかはよくわからないけど、普通に飲むだけでなく、焼酎を割ってもおいしいし。うん。
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