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盛岡「中劇2」で「グエムル」

映画の日ですので。ということで、「ゲド戦記」と、どっちを見ようか迷って、こっちを。
「ゲド戦記」も、ネットで言われるほどひどい映画じゃない、って話はあるので、いちおう見ておきたいんですが。
そういう意味では、立ち位置的にこちらも似てるのかしら。

グエムル、つうのは韓国語で怪物、つう意味があるそうだけど、そういわれてもまあなんの映画かわからないよなあ、とは思うんですわ。そのまんまスルーする寸前だったところを、知り合いの映画監督さんがほめてるので見に行くことにした、って経緯だったりもして。

以下、ネタバレを大いに含むことでしょう。

冒頭からしてやる気のない主人公に対して、その後出てくる兄弟、一人は大学出で主人公が娘の参観日に代わりに行ってもらうような男性、もう一人はアーチェリーの決勝でテレビ中継に出てくるような女性、その二人が主人公と全く違って美形なので、そういう文法ならいろいろ出来るのかな、と思っていると、実は二人ともいろいろ抱えていてけっして出来は良くない、というところがまず興味深く。

たぶん一番出来がいいであろう主人公の娘が怪物にさらわれ、死んだと思ったところが実は生きているらしいことがわかったことで、娘を助けるために一家団結するのだけれど、だからといってこの一家、とっても仲がいいわけでもない。むしろ一家が団結して最初に怪物と対峙したときには、あっけなく逆襲されて主人公の父親が殺されてしまう。このあたり、話を盛り上げるための勝ち抜き戦的演出とわかっていてもけっこうショックを受ける。

結局バラバラになった家族だけども、兄弟は兄弟でそれぞれ主人公の娘を探すための努力は続け、なんとか昔のコネを利用して居場所をみつけた主人公の弟が、主人公の妹にそれを伝え、今度はそれぞれバラバラに怪物に対峙するんだが、当然のように今度もやられてしまうわけで。

最終的になんとか主人公含め集まって、殺菌用最終兵器のある現場で、それぞれの得意技をなんとか合わせて怪物を撃退するわけだけど、けっしてその終わり方も後味のいいものじゃない。やっぱり主人公の娘は生きていてほしかったし、たぶんあの描写から想像すると、他の兄弟も兵器の影響で死んでいると考えてもおかしくないんじゃないかと思う。それでも一人残った主人公に、新たな息子を与えて終わるところは一つの希望なんだろうなあと。

説明不足はいろいろあるが、それはそれで楽しめる作品だったんじゃないかと思った。

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