« バンコク「SFW SF Cinema World」で「チョコレート」 | Main | 帰国した。 »

ウォンウィエンヤイ駅から鉄道に乗る。

世の中移り変わりは世の常で、タイの国鉄も特にバンコクの市内は改良されて都市交通に、というプランがあるのだそうだ。
そのなかでも早いのはスワンナプーム空港からの連絡線だろう。まだ出来ていないけど。これ、現在の鉄道をそのまま使うのではなく、上に高架をかけて、新しい車両を走らせよう、というやつだ。これはまあそのうち出来たら嬉しいかも、という気分にさせる。

他にもこんなページを見ていると、まあいろんな構想が見えてくる。もう一部完成していて、延伸を頑張っているもの、この間プランが通ったばかりのもの、これは「ボクの考えた鉄道」とどこが違うのかな、というもの。まあいろいろあるのだが、こちらの地図の左下あたりにある茶色の線が若干気になった。Wonwian Yai( วงเวียนใหญ่ )~Talat Plu( ตลาดพลู )~Khlong Tansai( คลองต้นไทร )~Rangpo( รางโพธ )~Mahachai( มหาชัย )と通る線は、マハーチャイ線と全く同じところを通っている。たぶん同じ線なのだろう。

マハーチャイ線というのはまあ検索してもらえばわかるとおり、タイの国鉄の中でもかなりひなびた路線だったりする。まあそのうち乗りたいなあとは思っていたが、次にタイに来たときにどうなっているかわからない。まあ生きているうちに新しい鉄道に乗れることはない可能性も高いけど、ホープウェル計画(ドンムアン空港直結の鉄道を造ろうとして失敗した計画)の時みたいに、下手にストーンヘンジを量産されても台無しなので、今回乗りに行くことにした。

この鉄道については、書かれているガイドブックがそれほど多くない。先ほど見たとおり旅行記を書いている人はそこそこ、というよりかなり多いけれど、そもそもウォンウィエン・ヤイのあたりはバンコクの観光、という面からは若干外れているようで、なかなか詳しい地図も少ない。
山下マヌーが書いた「1週間タイ」だと、「BTSサパーンタクシンからチャオプラヤーエクスプレスへ乗り換え(サートーン)、3つ目のシープラヤで降り、渡し船に乗って、着いたところからタクシーで駅」と書かれているのだが、そもそも書かれている渡し船に乗るのが面倒くさそう。バスマップを見るとサパーンタクシンの近辺からウォンウィエン・ヤイまで走っているバスも多そうなので、今回はそれを活用しようと思った。

さて、ホテルを出たのが通勤時間帯だったこともあって、BTSは大混雑。さらにシーロム線では何か(技術的)トラブルがあったらしく、Siam( สยาม )駅は朝の新宿駅中央線ホームのように大混雑だった。なにせ1本前のBTSが満員で乗り切れなくて、さらに次のBTSが満員になっても駅で待っている人が大勢いるくらいなんだから。これが開業時「空気を運ぶ電車」と言われていたあのBTSかと思うと感慨深かったが、結局Sala Daeng( ศาลาแดง )駅を過ぎると混雑は半分以下に。終点に着く頃には空席まであるという感じになった。

着いたSaphan Taksin( สะพานตากสิน )駅だが、どうも駅にある地図を見ると、橋を渡る方へのバス停はない感じ。タクシーにも乗れなさそう、という感じでちと面倒くさそう。ここで例の案内通りサートン船着き場に歩く方法もあるのだけど、Surasak( สุรศักดิ์ )まで一駅戻ることにした。結論から言うとここの駅の下がちょうどバス停。まあ面倒くさくなったのでバスに乗るのはあきらめて、適当にタクシーを止めた。サターニー・ウォンウィエン・ヤイ( สถานี รถไฟ วงเวียนใหญ่ )、と頼んで(後々考えるとまあこれでよく別の建物に連れて行かれなかったと思うが)、BTSの高架を右に見ながら橋を渡った。駅の案内も車内の案内も、もう2駅分くらいは出来ているのを隠している感じではあるが、実際たぶん2駅先まではほぼ出来ている感じがする。たぶん次にタイに行く頃には出来ているのかもしれないし、まだまだかかるのかもしれない。

橋を渡って高架を右方向にくぐった頃までは空いていた道路が、案の定ロータリーの直前で渋滞になったところで降りて歩いたら、5分と経たないうちに案内が見えて、そこを左に曲がったところがウォンウィエン・ヤイ駅。
Wonwienyai

電車がなければ駅には見えない、ただの路地か市場にしか見えないところだが、チケットカウンターはきちんとある。往復切符を買う必要があるかな、と思っていたが、PCゲーム(たぶん上海)で遊んでいる窓口係員から片道切符を成り行きで買ってから、少なくとも建前上、切符は列車指定だったのを思い出した。
日本語の時刻表ではエアコンカーだったはず
の列車は現地の時刻表では非エアコン車に。
Wonwienyaitrain

まあそういうこともあるか、というかこちらは非エアコン車に乗りたいと思っていたのでむしろ希望通りのところ。扇風機が動いているところのボックスに乗り込んで発車を待った。

マハーチャイ線は、意外と本数があって、その時刻表を見ても、途中で列車がすれ違うことになっている。対してこの線は単線。どこかですれ違う必要があるのだけど、よく時刻表を見ればわかるとおり、Rangpo( รางโพธิ์ )で上下線の時刻が一致する。この線の時刻がわりあい正確なのは、片道1時間弱、という短距離であるうえに、この途中駅での時刻調整が一役買っているのかもしれない。

この鉄道、思ったより田舎にはならない路線で、再び家が増えてきたな、と思ったら終着駅。駅構内はほぼ全て市場状態。
Mahachai

ここから先に行くのも面白そうなのだけど、今回はもう一度チャイナタウン近辺に行きたかったのでとんぼ帰りでの折り返しを決断。それにしても切符売り場はあるのだろうか、と迷いそうになったが、着いた列車先頭の左側にきちんと切符売り場兼待合室があった。

それにしても、帰りの行程が行きより短いのはどうしてなんだろうね。

|

« バンコク「SFW SF Cinema World」で「チョコレート」 | Main | 帰国した。 »

Comments

so informative, thanks to tell us.

Posted by: Katplatssow | September 30, 2010 at 11:47

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41298/40492859

Listed below are links to weblogs that reference ウォンウィエンヤイ駅から鉄道に乗る。:

« バンコク「SFW SF Cinema World」で「チョコレート」 | Main | 帰国した。 »