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盛岡「盛岡東宝」で「ガチ☆ボーイ」

自分にとって映画を見に行く動機、というのは映画館で見る予告編にあるのだな、と思わされたこの1ヶ月。
ここ数年ほとんど行っていなかった盛岡東宝に通っているのも単に1000円で映画が見られるから、だけではない感じがする。

で、たぶん雑誌の映画紹介やテレビのCMだけでは絶対に見なかったはずの映画がこれ「ガチ☆ボーイ」。別に佐藤隆太のファンじゃないし、予告編を見るだけでもストーリーがなんとなく予想つくし、という感じで。

ところが、これが意外と良かった。
以下、ネタバレが相当に含まれるはずですが、そのつもりでどーぞ。

舞台はつぶれかけの大学プロレス同好会。現会員はOB1名を含めて6人。今までいたトッププレイヤーが「彼女に嫌われるから」という理由で同好会を辞めてしまっていて、近隣の大学プロレス連合にも入れてもらえない危機的状況。

あ、大学プロレスつうのはプロレスをネタにしたコント・演劇集団、といったほうが近い。体作って本格的な技をかけるのもいいけど、まあよわっちい体でもできることはある、ってんで。舞台になっている同好会もスローガンが「安全第一」ってだけあって、基本は段取りを覚えるのが前提だ。

そんなところに、入部希望者が来る。話してみたら半年前の同好会の試合も全て覚えているスゴイ記憶力のやつで、聞いたら司法試験の1次試験も既に受かっているという。いちいちメモを取ったりポラロイド写真を撮ったり、というのが気になるし、最初に聞いた記憶力も本当にあるのかどうか怪しい、と思われてきたデビュー戦で、聞きつけて駆けつけた新入部員五十嵐の妹が、兄の脳障害の話を一部の部員にばらしてしまう。

とはいえ、段取り忘れてガチでやったデビュー戦は大好評。評判から連合にも入れてもらえることになる。そんなこんなで脳障害の秘密は部員数名の胸の内にしまうことにしてなんとかやってきたが、とうとうそれが皆の知るところに。次の試合は連合との対戦で、負ける予定の試合。今までだってガチだったのは五十嵐1人。また逆に、親には親でプロレスをやっていることがバレてしまう。こちらからも反対されて、でも説得して。

そして当日。学園祭でのメインイベントタッグマッチはどうなる?と。

もちろん、こういう映画だから成功するに決まっている。決まってはいるが、どう決まるか、そこがきちんと作ってあるので、思ったよりいい感じだった。プロレスってこういう終わり方がいいよな、という感じ。

元が舞台だけに、なんとなく舞台っぽい展開もあった。元の演劇は知らないけど、たぶん「どうしてもやりたい」という五十嵐を部室前でなんども投げ飛ばすシーン。あれも演劇の重要シーンの一つなんだろうなあ、と思ったり。そちらの演劇の脚本とこの映画の脚本、比べて見てみたいところでもあるなと思った。

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