うさぎ狩り
このうさぎを何と呼ぶかによってはたぶん歳によって差があるわけで、ある一定以上の年の人はこれを「うさこちゃん」と呼ぶだろうし、それ以下の人は「ミッフィー」と呼ぶ。そんなわけで展覧会ではこの名前をどちらで表記するかが難しいことになっていたのだけど、面白いのはこのうさぎの故郷、オランダでは「ナインチェ・プラウス」(Nijntje Pluis)と呼ばれているということであり。
今回の展覧会には、県立美術館の所蔵品が、「ミッフィーのたのしいびじゅつかん」のストーリーに沿う形で紹介されるというコーナーがあって。これはなかなかのアイデアで、よく考えるものだと思った。たぶん他の美術館でこの企画展をやる際にはそこの所蔵品と比べたりするんだろうな。
企画展の内部はさすがに撮影禁止なので撮影はしなかったものの、あちこちにこんな感じでうさぎがいっぱい。
レストランもうさぎ料理こそないものの、うさぎのシルエット型クッキー付きのデザートを出したりして。
図書コーナーにもオランダ関連、ディック・ブルーナ関連の雑誌特集が揃っていて、その辺を読むのも面白く。美術館を後にしたのはかなり時間が経ってからのことで。
それにしても、このシンプルな線を描くのにどれだけ時間をかけているか、ということについては考えたこともなかったなというかんじ。
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Comments
ブルーナ展、GWに見に行ってきました。ミッフィーの制作過程もへー!って感じでしたが、それ以外の装丁デザインとかも面白かったですね。
岩手県立美術館ではこんどモディリアーニの特別展やるみたいです。好きなので見に行こうと思います。
Posted by: gonoverdrive | May 19, 2008 02:19
装丁の展示は想定外だったんですけど確かに面白かった、というか、うさぎ描く前からやってる話だから画風の変遷とか絡んでなかなか面白かったですね。
ユトレヒト行ってみたい。
Posted by: はら | May 21, 2008 17:07