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井上雄彦展に行ってみた。

上野の森美術館、と言われても、本当に上野の森にあるのかどうかは知らない位に、上野の森美術館には行ったことがないわけですが。
かなりモーニング誌なんかでは煽られていて、さらに土日は入場制限までされるらしい、というところであれば、平日に行くに限るのかもしれないな、と思ったりもして。

前売りは買いませんでした。当日券と値段一緒だし、平日入場には時間指定もないし、混雑時に入場制限されるのは当日券も前売り券も(平日昼間は)同じことだったので。

入り口の大看板。ここで記念写真を撮っている人が非常に多かったですよ。
ま、じぶんも撮ったのですけど。
Inoue

入場口のロープも使っていなかったし、たぶん空いているほうだったのだと思いますが、それなりに人はいて。
一応、入り口には「特に順番待ちしないでも、自分のペースで見ていいですよ」という断りがあって。
そんなにわざわざ断らないといけないものなのかな、と思ったら、確かにセリフの多い絵の前ではかなり人だかりが出来ていた感じでした。

こうやってみていると、大ゴマの前で立ち止まって鑑賞する人よりは、ストーリーの要になるセリフを読んでいる人のほうが多かったのかな、という印象でした。

基本的には、「バガボンド」で描いてきた宮本武蔵の生涯、その宮本武蔵の晩年のエピソードとして生涯を振り返ってみた、という一つの読み切り作品を、美術館一つ使って描いてみた、という感じ。
吉川英治の原作は読んでいないのですけど、この読み切りがこの時点で描ける、と言うことは、バガボンド本編では主要人物が全て出てしまった、もしくは本人がこの読み切りに出てくる以上の展開を描くつもりがない、ということなのかも知れません。
まあ、巌流島の戦いを描くにせよ描かないにせよ、佐々木小次郎は既に登場しているからこの読み切りに描くことに不都合はないのですが。

表現の手段として、本物の木刀を置いてみたり、暗い中に証明で1枚の絵にスポットを当ててみたり、砂浜のシーンの前では実際に砂を置いてみたり、階段を空に見立ててみたり。そういう、「絵としてのマンガ」を越えた表現を試してみたい、という試みは面白いな、と思いつつも、なんかケレンが過ぎるな、と感じた部分もあったり。

本人は紙に絵を描くことに少し飽きているのかしら。と思ったりもしました。

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