半蔵門でいろいろ見る。
東京2日目。昨日のうちに、ちょっと行くところが増えまして、半蔵門へ。
毎年のように行っているInterBEEですが、今回は控えめに。何せそうそう大きい買い物はないので。
で、そのせいな自分のところと事情があるのかないのか、単純に気のせいか、少し変わっていたような印象もあって。
あ、InterBEEというのは毎年この季節に行われている放送関連機材の展示会です。自動車だったら東京モーターショーとか電子機器だったらCEATECとかあるけどあんな感じ、あんな感じ、って言っていいのかな?両者行ったことがないので完全に想像ですがまあそんな感じ。
いか見て回った感じをつらつらと。
電力線通信、そろそろ解禁される、ってことらしいんだが。
これ、基本的に屋内のみ、他にインターネット回線がある状態で、部屋の中の配線を代替するってことでその辺を前提とした話がされてない(そういう誤解が多い)のが微妙にいやだ。
ま、表題のいかがなものか、というのは別の問題で。
某所で技術職の求人が行われている。締め切りは今月末だとか。
自分自身、これは、という人がいたら応募するよう伝えてくれ、と言われてたりする。まあでもそういう人に心当たりがあるわけでもないので、興味があるかもしれない人が少しでも応募するきっかけになれば、と思って書いてみる。
ちなみに、書いていることは小中高の職場見学なんかでも聞かれているときに話している話。
一応技術確認用の信号なので、まあ見られることはないのだけど今日から試験電波発射。
すぐに落としたんだけどね。
うまく出ることはまず織り込み済みではあるはずなんだけど、それなりに緊張はした。
ま、本番は明日なんだけどね。ていうか明けたから今日か、もう。
明日明後日が今までの集大成、ということになる。
ということで各方面大集合。最終打ち合わせ、ということに。
まあ、ほぼ話は済んでいて、今から何か、ということもたぶんない、いやあっては困るのだけど。
ないことを祈りたい。ただそれだけ。
岩手版を作ってる支局から電話で。内容は地上デジタル放送について。明日から岩手でNHKの地上デジタルが始まるので、その関連でいろいろ聞かれた。
と言っても、正直向こうの聞きたい話については何も決まっていないので「何も決まっていないですよ」と一般論だけ語った。
今のところ決まっているのは、来年の6月1日に試験電波が出ること、来年の10月1日に本放送が始まること、そしてそれらに間に合うように機材を購入することまで。そのあと十数局を作ることは決定しているし、さらに二~三十局は作ることになるんだろうとも思うけど、それらをどうするかについてはまず親局で電波を出してみないと。
まあ、この辺とか、デジタル放送の特徴、なんてことは向こうもわかってて聞いてた節はある。聞きたかったのはそこじゃなかったようで。
結局東京に行ってきた理由の一つに「SED」を見る、という目的があって。
SEDっつうのは、なんか日本語名にするとかえってわからない名称になってしまうという薄型ディスプレイ。
ブラウン管の仕組みを薄型ディスプレイに取り入れたというもので、プラズマにありがちな焼き付きも少ないし、液晶よりもプラズマよりも応答速度は速いし、液晶よりも消費電力は少ないし、当然視野角も上という本当に話だけ聞いていると夢のようなディスプレイ。どこぞのQ&Aサイトでは「液晶とプラズマどっちがいいですか?」って質問に「SEDがいい」って返事が返ってくるくらい。
わざわざ浜松町に行って見てきましたよ、デモを。
まあ、最近ここにデジタル放送絡みの話は全然書いていないのだけど、別に興味がなくなったわけではなくむしろ本題に近づいているわけで大変なことは大変。
ブログとかBBSとかも含めていろいろチェックしているのだけど、そういうときに気になるのが誤変換。
というわけで、放送のIP網による伝送についてまとめろ、って言われて、インターネットとIP網の違いがわからない人相手に何から言えばいいのか途方に暮れているわけですが。そもそもあの新聞記事もずいぶんと曖昧な内容だし。
で、こういう話になってものすごく役に立っているのが、「はてなブックマーク」。
今朝の夜中、木造の家が火事になった。乾燥した天気で火は燃え広がり、家屋を全焼した。
死傷者は軽傷者が1名だけで、まあその点では救いのある火事であった。一点を除いて。
そこにはケーブルテレビの幹線が通っていたらしいのだ。
細かいことだけど。
デジタル放送でかけられるコピー制限の「1度だけコピー可」の名称。
「コピーアットワンス」って言う人が最近散見されるけど、実際は「コピーワンス」だよね。
いや、ホントに細かいことだけど。
とかいうイベントに出てきた訳ですよ。
数人には事前に告知していた、というか一応前々日の夕方ニュースで告知があったので知っている人は知っているイベントだったわけですが、まあそれでも自分が行く、という話はしないようにはしていたか。
前の日にはニュースで取り上げられたりしまして。どうなることやらとは思っていたのですが。
昨日の続き。
「2 前項の規定は、次に掲げる場合には適用しない」
ってやつの。また長いよ。原文は2000文字近くあるもの。
これ、いわば例外の例外なわけで。まったく、法律って奴は読みにくい。
ニッポン放送の株問題が大騒ぎになっているし、この前新聞やキー局の株保有が事件になったわけで、ということで、電波関連法規集を読み直してみた。この辺、10年くらい前に講習会でパラパラと聞いただけだったものなあ。
探しても、電波法にも放送法にも見あたらない。というわけでネット検索。Wikipediaの民間放送に対しての記述を読むと、
その際の支配の基準は、議決権保有に関しては、地上放送については、原則として1の者による「10分の1(10%)を超える」議決権の保有。ただし、放送対象地域が重複しない場合は「5分の1(20%)以上」の議決権の保有。(放送局の開設の根本的基準(昭和25年12月5日電波監理委員会規則第21号)第9条)ということで、その辺をコピーしてじっくり読み始めた。
しかしまあ、この文章の読みにくいこと。
少し前から放送が始まっているらしいモバイル放送。
衛星放送なのだけど、衛星から出る電波を強くすることで、小さいアンテナ、かつ厳密な位置合わせなしでの受信を可能にしたというシステムだ。
このシステムのほとんどに絡んでいるのは東芝なのだけど、少し前、その東芝がデモンストレーションをやるというので見に行った。
デジタル放送がコピーワンスを採用するという。コピーワンス等アクセス制限を課すにはスクランブルが必須、ということで、とりあえず現在あるB-CASと、そのうち作られる新RMP方式の両方で復号鍵をそれぞれ暗号化して流すサイマルクリプトで行く、ということはこの前書いたような気がする。
山手線の文字放送ディスプレイで、岩手の放送局の株を朝日新聞が保有制限越えてもっていたことが判明したってニュースが流れていた。あれ、数日前に書いたとおりになってしまいましたか。しかもほど近いところで。ま、正直他人事って気がしないでもないのでそのままスルー。あとあと変に絡むことになったらやだけどなあ。
さて、2日目は本格的に回ることに。
年々地味になっていく、と言われている放送機器展。と言われても田舎モンにはどの辺が地味になっているんだかよくわかりませんわ。電車は逆方向だってのに混むし、飯は高いし。
初日は残念ながら、ほとんど見る暇なし。某所で携帯受信機の試作版を見せてもらいつつ、アンテナ利得について聞いてみたり聞かなかったり。あと、停波検知装置を見つけてちょっと話を聞いてみたり、手提げ袋をもらってみたり。ま、明日並ばないために受付を済ませておくくらいのものだからなあ。
それにしても、インターネット事前受付利用者の多いこと多いこと。もう、当日受付のほうがスムースに流れてたりするという感じ。もともと、事前にもらった用紙にアンケートさえきちんと記入して名刺出せば、あっという間に手続き終わるし。
なお、自分が当日受付を終わらせた直後に、当日受付でも事前受付者の処理を始めたため、優位点はなくなったようではあります。
その後、余震が続いたり、雨で一部土砂崩れが起きたりとしつつも、電気も復旧しつつある新潟中越地方ですが。
越後川口という中継放送局があって、名前の通り川口のちょっとした山の上にあるのだそうですが、この山が崩落していて、局舎ごと崩落の危機にあるのだそうです。知り合いのNHK技術者が、この局を含め中越地方の中継局対策で新潟に発つことになりました。無事を祈る、というか、無事対策を終えることを祈る、といった感じです。
少なくとも岩手では、送信技術に関わっている者同士に限るなら放送局間の対立というのはそれほどないです。地域が広い上に各社人数も少ないので、複数で障害が起こると、あの局だからこの局だからと言ってられないこともあります。それに、中継局に関して言えばほとんどの局が共建です。実際、少し前の沿岸地区豪雪では2つの中継局所に関して長期停電となり、この停電対策は各社共闘で行われましたし。
新潟も、越後川口局は2つの建物に5社6波が相乗りしているようです。うまく連携して作業が進むといいですね。
まあ、放送技術と言っても、送信に関わる話ではなく、受信に関わる話。
この前の台風でVHFアンテナが壊れて、修理が必要だったのは以前にも書いたような気がする話。
で、このたびDIYショップで新しいポールとアンテナを買ってきたわけだが、ふと思うところがあったので、UHF用のアンテナも新調することにした。高性能アンテナと言われるLS20。けっこう高くて、まあ普通の20素子UHFアンテナの1.5倍から2倍くらいする。その上重い。うちの手作業で何とかなるのかな?と思ったり。
ひいこらいいつつ設置してみてびっくり。今までノイズ混じりだったUHF各局がかなり綺麗になった。
うちは低電界だったからなあ。ブースターは信号だけでなくノイズも増幅してしまうとか、根本に近ければ近いほど対策になるとか、そういう話は知識としては知っていたけど、やはりこうやって現実に見てみると違いがわかるね。
今までUV兼用アンテナ、UHFの通常アンテナ(20素子)、UHF高利得アンテナと、うちのテレビの受信状況も改善中、と。
地上デジタル(とかBSデジタル)放送では、音や画面のデータ以外に色々な情報を一緒に送っている。その中にTOT(Time Offset Table)つうのがあって、ここに現在時刻が送られてくるようになっている。
この現在時刻を受信機が何に使っているのかはよく知らないのだが、まあたぶん時刻あわせとか時計表示の元とかに使えるんだろう、とは想像できる。
TOTは一応必須な情報で、かつ放送局各局はどうせほぼ正しい時計を持っているのでまあ通常の放送の時にはこのやりかたで困ることはないと思うのだが、問題は通常でない放送の時だ。
デジタル放送、特に地上デジタルについて、ここでもいろいろ書いている。
だんだん検索エンジンでも引っかかるようになってきて、ココログのジャンル別更新情報にのらないこのカテゴリもそれなりに見られるようになってきたので、ここで一応付記しておいたほうが良いことを書いておく。
それは、デジタル放送がどうなるか、ということを考えるための前提条件はコロコロと変わるということだ。
というわけで、コピーワンスの中の人も大変だなの続き。
スクランブルをかけるのにB-CASカードを使うのはこの前書いたとおり。
ただ、コピーワンスをかけるだけなら、B-CASカードの潜在的に持っている機能はちょっと豊富すぎる。
元々は会員限定で視聴させたり、様々な課金形態に応じてスクランブルを解いたり解かなかったりする機能を全部捨てて、誰でも解ける暗号をわざわざ加えて放送するわけだから。
既に始まっているデジタル放送のコピーワンス化。
いろいろ弊害はあるけど、実際、ほとんど誰にもかかわらず自分たちだけの権利で作った番組が少ない現状では、権利持っている側の要請が強くなればこういう方式を入れざるを得なくなってくる。
しかし、だ。そういうコピーワンス信号を加える側も楽じゃないわけで。
どこよりも早く地デジ携帯を出したい~三洋電機という記事がIT Mediaにでておりまして。
ここでも少し前に書いたのだけど、既存のアンテナだけでは携帯はたぶん満足には受信できないであろうことがこちらでも指摘されておりまして。で、解決策が"ギャップフィラー"と。
ギャップフィラーというのは、まあ電波の届かないところに電波を飛ばす中継局付きのアンテナとでも言ったものでして。
いわゆるモノ紹介系の雑誌、日経トレンディとかDIMEとかそのほかいろいろをちらちら見ていると、出てくるのが「地上デジタルで携帯電話などでも受信が可能になる」という期待だ。
でも、実際のところどうなんだろうなあ。
視聴エリアを計算するときは、各家庭に14素子の八木アンテナがある前提を立てている。固定受信する側の仮定としては一般的だし。でも、携帯電話にはそんなアンテナをつけるわけにはいかない。
アンテナは基本的に受動的な部品だから、性能を良くするためには大きくするか、良好に受信できる範囲を狭くするしかない。携帯電話型だと近くに障害物(人のことですな)があるのも気になる。うまくやればその障害物をアンテナとして使うことも可能かもしれないけど、実際に安全かどうかという議論をまったくせずに"電磁波だから"という理由で拒否反応が起こる可能性も否定できない。
そうすると、携帯受信のアンテナはかなり性能が悪いことを前提に考えないといけなくなる。もともと1セグ受信はノイズなんかに強いパラメータで送ることにはなっているけど、肝心の電波が受けられなければエラー訂正も何もなくなる。
もともと、携帯電話の送信アンテナの密度はテレビ送信アンテナのそれよりもかなり高い。1つの基地局で相手できる人数に限りがあるから、という理由もあるけど、密度が高い上にERPはテレビよりも驚くほど大きい。
あれで通信が出来るからと言って、同じ感覚でテレビが受信できるかというと、なかなか難しいんじゃないかな。
ご存じの方にはご存じの通りのプロフィールなわけで、最近上京するたびにいろんなところに行って地上デジタル放送を眺めています。
六本木ヒルズのあのテレビ局の他は、秋葉原のショーウィンドウに、東京タワー下、愛宕山のNHK放送博物館。一番多いのは有楽町のビックカメラとか。
で、見ていて思うのですが、同じHDの画面でもNHKがなんか細かい画面の時にモスキートノイズ乗りまくりの気がするのです。
単にNHKがハイビジョンカメラを持っている強みでHD画像撮りまくりで、でも実は地上デジタルの帯域ってけっこうぎりぎりだから破綻して汚くなっているのかな、とか、NHKは早めに導入したからエンコーダの性能が低いのかな、とか思っていたら、
「NHKはデータ放送、特にニュースに力を入れているので、そのぶん映像部分の帯域を削っているんですよ」
という話を耳にしました。
実際のところはわからないのですが、本当なら、奇麗な画面で細部まではっきり写るのがHDのHDたる由縁なのに、そして動く画像を奇麗に見られるのがデジタルテレビの醍醐味なのに、それを犠牲にしてまでデータ放送をやっていることになるのですが、どうなんでしょう。
そして、データ放送ってどれほど見たい、見せたいものなんでしょうか。データ放送をいじれる端末はそう多くないので、よくわからないでいます。
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